新型コロナウイルスの感染拡大で、出張や旅行を控える動きが広がっている。米国が欧州からの渡航を禁止し、航空需要が急減。欧州各社は政府に支援を求めている。移動しない働き方が定着すれば、航空需要の回復は緩慢になるかもしれない。

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英フライビーは3月5日に経営破綻した(写真=ZUMA Press/アフロ)

 航空業界をトランプショックが襲った。トランプ米大統領は3月11日、米国で新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、英国とアイルランドを除く欧州から外国人の入国を13日から30日間禁止すると発表した。14日には、16日深夜から英国とアイルランドにも対象を広げると表明した。

 航空各社にとって大西洋路線はドル箱路線であり、その需要を失うことは収益の根幹を揺さぶる。11日の航空株は、欧州最大手の独ルフトハンザ航空が前日比14%減、同2位の仏蘭エールフランスKLMが同12.6%減と軒並み急落した。

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