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新型コロナウイルスの感染拡大と小中高の休校要請で、日本の消費行動が変わりつつある。テレワークをする自宅の作業環境の改善や、休校になった子供と過ごす時間のための買い物が急増している。一過性の消費にも見えるが、魅力を知れば定着するものがある。暮らしが変わる可能性を秘めている。

カインズでは照明の売れ行きがいい。2月中旬から机用が前年比3割増、クリップ型が7割増という

 意外なモノが各地で売れ始めた。「冷凍庫がよく売れる」というのはケーズホールディングス。3月初旬の販売数量は前年同期比6割増えた。6~8月が需要期だが冷凍食品などをまとめ買いして保存するため引き合いが強まったようだ。

 自宅に籠もるための用品は売れ行きがいい。ヨドバシカメラでは人生ゲームや海外ボードゲームの2月末の売り上げが同5割増。丸善ジュンク堂書店は「『学習参考書』がよく売れる」という。ただ、こうした特需は事態が収束すれば元に戻る一過性の消費だ。新たな売れ筋の中に人々の生活習慣や消費動向を変える種が見える。