新型コロナウイルスの感染者が増え始めた米国でも、トランプ大統領が先頭に立ち感染防止策に取り組んでいる。対象を「感染者」「医療従事者やケアスタッフ」「一般市民」の3つに分けているのがその特徴だ。何かと批判も多いトランプ大統領だが、感染症対策ではリーダーシップを発揮しているように見える。

トランプ大統領は新型コロナ関連で記者会見を2回開催(写真=Alex Wong/Getty Images)

 米国でも新型コロナウイルスの感染者数が増えている。2月26日にドナルド・トランプ米大統領が新型コロナに関する記者会見を開いたが、29日に初の死者が出ると再び記者会見を開き、「健康な人は完治する可能性が高い。一般の健康な人はパニックになることなくいつも通りの生活をしてほしい」と呼びかけた。

 3月2日現在、ニューヨーク周辺で大きな混乱は起きていない。2月26~29日にワシントンDCで開かれた共和党支持者のイベントには1万人以上が集まっていたが、筆者が見た限りではマスクをしていた人はゼロだった。

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