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LIXILグループが、ホームセンター事業を手掛ける上場子会社LIXILビバを売却する検討に入った。同事業は経営の主導権を巡り瀬戸欣哉CEOと対立した創業家の潮田洋一郎氏の愛着があったとされる。瀬戸氏は構造改革を本格化しており、潮田路線を否定する姿勢が鮮明になっている。

「ビバホーム」ブランドで展開するホームセンター事業の売却方針を固めたLIXILグループの瀬戸欣哉CEO

 建材・住設機器大手のLIXILグループが、ホームセンター事業を手掛ける上場子会社LIXILビバを売却する検討に入ったことが、日経ビジネスの取材で明らかになった。LIXILグループは、LIXILビバの約53%の株式を保有しているが、全株式を売却する意向とみられる。早ければ2月中に最初の入札を実施する見通しだ。

 LIXILビバはLIXILの前身会社の一つ、旧トステムが1977年に設立。2017年に東証1部に株式を上場した。ホームセンター事業はLIXILが手掛けるリフォーム需要の取り込みなど一部の効果は見込めるものの、LIXILビバの取り扱い商材の中でのLIXIL製品のシェアは必ずしも高くない。LIXILビバの競合ではLIXIL製品を十分に取り扱ってもらえない課題もあった。こうしたことからLIXILグループの瀬戸欣哉CEO(最高経営責任者)はかねてLIXILビバを傘下に抱える意義を疑問視していた。親子上場に対して株式市場から批判が多いことも売却方針を固めるきっかけになったようだ。