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米テスラが中国の車載電池大手CATL(寧徳時代新能源科技)や韓国LG化学から電池を調達する。パナソニックはこれまでテスラに電池を独占供給してきたが、中国事業では距離を置いた。巨額投資はリスクが大きいと判断したとみられるが、テスラが成長すればするほど逃した魚は大きくなる。

テスラが中国・上海に建設したEV組み立て工場(写真=ロイター/アフロ)

 米テスラに対するパナソニックの「独占」が崩れる。テスラが中国で現地生産するEV(電気自動車)向けに、同国の車載電池大手CATL(寧徳時代新能源科技)と、韓国のLG化学から電池を調達することを決めたためだ。

 「CATLやLG化学の実力は分からないが、しばらくすれば強み弱みが分かるだろう」。2月3日のパナソニックの2019年4~12月期決算会見で、梅田博和CFO(最高財務責任者)は、テスラを巡るライバル企業の動きについて淡々と言及した。