全1524文字

立憲民主党と国民民主党の合流を巡る協議がまとまらず、早期の合流は困難になった。通常国会召集前の決着を目指したものの、国民民主内の足並みの乱れなどが響いた。野党間の主導権争いや危機感の薄さなどが背景にあり、野党結集の先行きは不透明だ。

枝野氏(右)と玉木氏(左)は合流に意欲を示していたが……(写真=毎日新聞社/アフロ)

 1月20日に開かれた国民民主党の両院議員総会。立憲民主党との合流推進派議員が速やかな合流を求める決議案を出したものの、反対が多く採決に至らなかった。最終的に立民に協議継続を求めることを決定し、玉木雄一郎代表は「これまで通り粘り強く交渉したい」と表明した。これにより、両党の早期合流は立ち消えとなった。

 立民、国民民主の合流協議は立民の枝野幸男代表が昨年12月に国民民主や社民党などに政党間の合流を呼び掛けたことで本格的にスタートした。

 野党第1党の立民は資金不足に悩み、民進党の豊富な資金を引き継いだ国民民主は政党支持率の低迷にあえいでいる。昨年秋の臨時国会から立民と国民民主などは衆参で共同会派を結成している。合流構想には次期衆院選に向け「多弱」状態を打開し、非自民党勢力の結集を深化させる狙いがあった。