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マツダが新型エンジン「スカイアクティブX」を搭載したSUV(多目的スポーツ車)「CX-30」の販売を始めた。高効率のディーゼルエンジンの特徴を取り入れたエンジンだが、初搭載した「マツダ3」は出足でつまずいている。足元の販売・業績は低迷し、主力のディーゼルエンジンは世界で逆風が吹くだけに、失敗は許されない。

「スカイアクティブX」(右)を搭載する主力SUV「CX-30」

 マツダは1月16日、新型エンジン「スカイアクティブX」を搭載したSUV(多目的スポーツ車)「CX-30」の販売を始めた。このガソリンエンジンは、ディーゼルエンジンの燃焼効率の高さを取り入れた「いいとこ取り」が特徴。従来型のマツダ製ガソリンエンジンに比べ燃費性能を10~20%向上させた。

 スカイアクティブXの搭載は2019年に販売を始めた小型車「マツダ3」に次ぐ2車種目。マツダ3は大幅に性能を改良した「新世代商品群」の第1弾だったが、出足は低調だ。価格を引き上げたことも影響してか、米国など主力市場で販売が低迷している。