日本電産が日産自動車のナンバー3を社長含みで招へいすると報じられた。日本電産の吉本浩之社長COOは昨年春就任したばかりだが、業績停滞を打破できていない。「社長も上がりではない」。永守重信会長CEOの独自経営がまた際立つ。

日本電産の永守重信会長CEO(中央)の下で、競わされる格好の関潤氏(左)と日本電産の吉本浩之社長COO(写真=左:ロイター/アフロ、中央と右:共同通信)

 「今は任されている(家電・産業用などの)モーター事業の立て直しに専念している。交代の話などは何も聞いていない」

 日産自動車のナンバー3である関潤副COO(最高執行責任者)が退任し、2020年2月にも次期社長含みで日本電産に入社すると報じられた19年12月24日夜、同社の吉本浩之社長COOは記者の質問にこう答えた。

 一方、創業者で絶対的な力を持つ永守重信会長CEO(最高経営責任者)は関氏の招へいについて明言は避けたものの、吉本社長は即座に交代することはないとの考えを示した。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り966文字 / 全文1322文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。