世界4位のスマホメーカー、中国の小米(シャオミ)が日本での事業展開を開始した。炊飯器など、スマホと連携するIoT生活家電の品ぞろえが同社の強み。日本でも投入していく考えを示した。中国の同業ファーウェイの製品に日米政府が懸念を示す中、日本の携帯大手はシャオミとどう距離を取っていくのか。

シャオミが日本の家電市場への参入第1弾に選んだのは炊飯器

 「我々は単なるスマホメーカーではない」。かねて日本参入を表明していた中国スマホ大手の小米(シャオミ)が12月9日、都内で開催した記者会見。東アジア地域担当ゼネラルマネジャーを務めるスティーブ・ワン氏がアピールしたのは、新興スマホメーカーから総合家電メーカーに“脱皮”しつつある現在のシャオミの姿だ。

 この日、同社は携帯電話会社を選ばない「SIMフリー」の高性能スマホと並んで、通信機能を備えた炊飯器も発表。スマホによる遠隔操作で炊き上がる時間や軟らかさなどを調整できる独自機能をアピールした。いずれも販売するのはアマゾンジャパン(東京・目黒)だ。

 2010年創業のシャオミは高機能ながら価格を抑える製品戦略や、SNSを駆使したマーケティングで中国市場を席巻。欧州や東南アジアにも販路を広げ、今や韓国サムスン電子や中国・華為技術(ファーウェイ)、米アップルに次ぐスマホ世界シェア4位(出荷台数ベース)だ。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り831文字 / 全文1384文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。