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NTTドコモがアマゾンジャパンと新たな協業を発表。アマゾンの会員サービスの年会費を無料にする。顧客囲い込みと同時に、携帯とネット通販を連携させる戦略で先を行くソフトバンクを追う。“楽天・ドコモ経済圏”が幻に終わったこともアマゾンとの協業を推進することとなった。

新たな協業を発表するNTTドコモの吉沢和弘社長(左)とアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長

 「2社の協力関係を一段と踏み込む」

 NTTドコモの吉沢和弘社長はこうぶち上げた。同社はアマゾンジャパン(東京・目黒)と組んで、ドコモの料金プラン「ギガホ」「ギガライト」の契約者を対象に、アマゾンの会員サービス「アマゾンプライム」の年会費4900円を無料にする特典を始めた。既にアマゾンプライムを契約済みであれば、特設サイトで無料期間を1年延長できる。

 この施策でドコモが狙うのは顧客の囲い込み強化だ。アマゾンプライムの会員がアマゾンのネット通販で商品を購入すると送料が基本無料になるほか、映画やドラマ、音楽も無料で楽しめる。こうした特典に魅力を感じてアマゾンを使い続ける客は携帯も解約しにくくなるとドコモはみている。