3期連続の最終赤字になる見込みの三井E&Sホールディングスが、事業売却や撤退を含めた再生計画を発表した。機械業界ではこれまで、中核事業の抜本的な見直しに踏み切れない会社が多かった。投資家からの圧力が強まる中、三井E&Sの動きがさらなる再編の号砲となる可能性もある。

巨額損失を機に事業の大半を売却・撤退する
●三井E&Sホールディングスの再生計画案

 「生き残りをかけてグループ再生計画を一部見直し、早期にドラスティックに取り組む」。11月11日、再生計画を発表した三井E&Sの岡良一社長は記者会見でこう決意を表明した。同社は建設中のインドネシアの火力発電所の工事案件で累計約1510億円の損失を計上。2019年9月末の自己資本比率は8.4%に落ち込んでいる。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り912文字 / 全文1208文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。