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ソフトバンクグループが2019年7~9月期だけで7000億円もの巨額赤字を計上した。シェアオフィス大手、米ウィーカンパニーの評価損が主因。投資事業傾斜による負の側面が表面化する形に。立て直しの行方と同時に、孫会長の手腕に期待してきた個人投資家が今後、どう動くかも焦点になりそうだ。

赤字決算を発表する孫会長(写真=アフロ)

 孫ファンの個人投資家への依存がさらに強まることになりそうだ。

 ソフトバンクグループ(SBG)が11月6日に発表した2019年7~9月期連結決算(国際会計基準)は、同社が抱えるリスクを改めて印象づけた。最終赤字はこの四半期だけで7001億円(前年同期は5264億円の黒字)。持ち分法適用会社の中国アリババ集団が一時利益を計上し、2771億円もの営業外利益をもたらしたが、「焼け石に水」となった。

ウィーワーク支援の発表後には 株価が4000円を割る局面も
●ソフトバンクグループの過去1年間の株価推移