100円ショップ各社が苦境に陥っている。キャンドゥは業績予想を下方修正。関西地盤のワッツも3割減益だ。最低賃金の引き上げや物流費高騰、キャッシュレス対応によるコストが薄利多売ビジネスを襲っている。看板が「100円」だけに売価を大幅に引き上げるのは難しい。打つ手が限られる中、どう挽回するのか。

<span class="fontBold">キャンドゥは小さい商品を増やすなどコストダウンを急ぐ</span>
キャンドゥは小さい商品を増やすなどコストダウンを急ぐ

 「家賃と人件費に加え、キャッシュレス対応による決済手数料と、コストが大きく増えている」。国内で1192店の100円ショップを運営するワッツの平岡史生社長は10月中旬の決算説明会で肩を落とした。2019年8月期は連結売上高が前の期比3.9%増の513億円。売上総利益は2.8%伸びたものの販売管理費も4.6%増え、営業利益は7億1600万円と28.4%減った。

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