中島聡氏は米マイクロソフト本社で「Windows95」の開発に携わった「伝説のプログラマー」だ。同氏が2019年6月、日本でゲーム会社「コマチゲームズ」を立ち上げた。eスポーツが世界を変えると確信。日本のプログラミング環境を改善しようと新たな挑戦を始める。

米マイクロソフト(MS)の本社に日本人として初めて移籍し、「Windows95」の設計や開発に携わった中島聡氏が、2019年6月にゲーム会社を立ち上げた。中島氏はビル・ゲイツ氏とも親交があり「伝説のプログラマー」といわれる人物だ。
「米グーグルがクラウドゲームに参入すると聞き、eスポーツのゲーム開発会社を立ち上げることにした。次の10年を考えたとき、eスポーツ全盛の時代が必ずやってくる。今やるならこれ以外にない」
中島氏はゲーム開発会社のコマチゲームズを東京に立ち上げた理由をこう説明する。特にオンラインでゲームの腕前を競うeスポーツにフォーカスしていく考えで、従業員は現時点で5人だ。20年にはゲームのプロトタイプを公表する予定だという。
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