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中古品売買の「トレジャー・ファクトリー」や「ブックオフ」の業績が好調だ。フリーマーケットアプリで国内最大手のメルカリの興隆で業績が悪化すると思われたが、むしろ逆。メルカリへの出品を煩わしく思う「脱落族」をうまく取り込んでいる。

 10月10日の午前10時50分。リサイクルショップ運営のトレジャー・ファクトリーが東京都三鷹市に構える店舗の駐車場は、平日にもかかわらず、11時の開店を前に既に満車だった。店舗入り口には買い取り希望の商品を手にした客や、中古品を探しに来た客で行列ができている。年齢層も年配客から若年層まで幅広い。行列に加わっていた近所の主婦は「夏物をまとめて買ってもらうついでに、子供向けの冬物(衣料)を探しに来た」と話していた。

リユース店舗は活況が続く
●2社の既存店売上高の前年同月比
注:ブックオフは国内直営店の数字

 好調なのは三鷹店に限らない。トレファクが10月9日に発表した2019年3~8月期決算は、連結売上高が前年同期比9%増の90億円、純利益は76%増の2億8800万円と急伸した。

 中古品を実店舗で販売する企業では、ブックオフグループホールディングス(GHD)も既存店の売り上げ(国内直営店)が最新の19年9月まで19カ月連続で前年同月を上回っている。