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関西電力の役員らが多額の金品を受領した問題で、関西財界に激震が走っている。辞任した関電の八木誠会長は、関西経済連合会の次期会長候補と目されていたからだ。財界活動を支えていた関電の不祥事。2025年の「大阪・関西万博」を控え、関西財界の不安が募る。

関電の八木誠会長の辞任で財界にも影響が(写真=共同通信)

 関西電力の八木誠会長が辞任した。八木会長を含む複数の役員らが高浜原子力発電所がある福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題の責任を取った。当初、第三者委員会の調査報告書が出た後に辞任するとみられていたが、狭まる包囲網に逆らえなかったようだ。

 「関西財界にとって激震だ」。八木氏の辞任発表を受け、ある関西の財界関係者はこう嘆いた。八木氏は関電会長に加え、2017年から務めていた関西経済連合会の副会長からも退いた。

 現在の関経連会長の松本正義氏(住友電気工業会長)の下には、八木氏を含め13人の副会長がいたが、人柄の良さから八木氏を関経連の次期会長に推す声もあった。八木氏が関電出身であることも、周囲の期待を高めた。