日経ビジネスが開催した創刊50周年イベントで、安倍晋三首相がビジネスパーソンにエールを送った。平成の30年、日本経済は低成長に苦しんでおり、最優先課題は経済の活性化だ。

<span class="fontBold">日経ビジネス創刊50周年イベントに登壇した安倍晋三首相</span>(写真=北山 宏一)
日経ビジネス創刊50周年イベントに登壇した安倍晋三首相(写真=北山 宏一)

 安倍晋三首相は10月7日、「世界も日本も経済は大きく動いている。日本は世界経済の中心として、経済最優先で取り組んでいきたい」と、日経ビジネスが都内ホテルで開いた創刊50周年イベントで述べた。

 安倍首相は日米貿易交渉で「完全に最終的な合意に至った」とし、「環太平洋経済連携協定(TPP)、日欧経済連携協定(EPA)を合わせれば世界のGDP(国内総生産)の6割を占める新しい自由貿易圏ができた。その中心にいるのは日本だ」とも語った。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り805文字 / 全文1111文字

日経ビジネス電子版有料会員なら

人気コラム、特集…すべての記事が読み放題

ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題

バックナンバー11年分が読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。