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2012年に資本・業務提携を結んだヤフーとオフィス用通販大手のアスクル。個人も含めたネット通販で国内首位を目指し、良好な関係を築いていたが、今年に入って関係が悪化した。ヤフーはアスクルの個人向けネット通販事業を手に入れたい意向だ。なぜ対立が深まっているのだろうか。

トップ同士の意思疎通も滞っていた。アスクルの岩田氏(左)とヤフーの川邊氏(右)(写真=左:佐藤久、右:つのだよしお/アフロ)
   

 7月18日、アスクルの岩田彰一郎社長は都内で開いた記者会見で「成長事業を支配株主(ヤフー)に乗っ取られようとしている」と語気を強めた。ネット通販のテコ入れを急ぐヤフーが今年1月にアスクルの個人向け通販事業「LOHACO(ロハコ)」の譲渡の可否を検討するよう求めたという。アスクルは拒否し、ヤフーは8月2日に開くアスクルの株主総会で、岩田社長の再任反対を表明する二の矢を放った。

 岩田社長はヤフーの動きについて「すべてが不可解」と不信感を強めている。ヤフーとの資本・業務提携の解消を求めるなど泥仕合が続いている。