京セラ・KDDI創業者の稲盛和夫氏とソフトバンク創業者の孫正義氏──。長らく日本のベンチャーの旗手とされる両氏がくしくも同じ日に、経営者や起業家に経営の要諦を語った。2人のカリスマ経営者は何を次代の経営者に託そうとしているのか。

<span class="fontBold">4800人が集まった盛和塾の世界大会</span>
4800人が集まった盛和塾の世界大会
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 「会社を健全な発展に導くことを通じ、一人でも多くの人を幸せにするという経営者の使命に変わりはない」

 男性アナウンサーがマイクで原稿を読み上げる声を参加者は静かに聞き入った。7月18日午後、パシフィコ横浜(横浜市)の大ホール。京セラや第二電電(現KDDI)を創業し、日本航空の経営再建に尽くした稲盛和夫氏が、36年にわたり主宰する経営塾「盛和塾」の塾生に送った“最後の授業”の一コマだ。

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