7月21日投開票の参院選について、日経ビジネスは緊急読者アンケートを実施した。浮き彫りになったのは、安倍政権や与党に不満があっても、その受け皿に乏しい現状だ。「選択肢なき消去法」になりそうな選択の結果はどう出るのだろうか。

7月21日に投開票日を迎える今回の参院選。年金制度などの社会保障や10月に実施予定の消費増税、憲法改正の是非などを巡り与野党の論戦が展開されている。ただ、有権者の関心を集める争点を野党が設定し、安倍政権を攻め切れているとは言い難い。
それは、弊誌が実施した緊急アンケートからもうかがえる。日経ビジネスは7月4日から7月8日まで参院選に関するアンケートを実施した。結果(下記グラフ)から見えてくるのは、安倍政権や与党に批判的な考えを持っている回答者にとっても、野党がその受け皿になっていないことだ。「選択肢なき消去法」との様相が強まりつつある。
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6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の進化と普及が急速に進み、私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。しかし、注意が必要なリスクも存在します。AIが誤った情報を生成する可能性や倫理的な問題、プライバシーの侵害などが懸念されます。
生成AIの利点をどのように理解し、想定されるリスクに対してどのように対処するか。日経ビジネスは6月20日(火)に「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」と題したウェビナーを開催します。日経ビジネス電子版にて「『AI新時代』の落とし穴」を連載中の米シリコンバレーのスタートアップ企業、ロバストインテリジェンスの大柴行人氏を講師に迎えて講演していただきます。
通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。
■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
■講師:大柴 行人氏(ロバストインテリジェンス共同創業者)
■モデレーター:島津 翔(日経BPシリコンバレー支局 記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロステック、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
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