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不正融資を受け、現経営陣が発足してから1年、商工中金に改革の成果が見え始めた。外部の知見も取り入れ、土地や設備といった担保に頼らない「事業性評価融資」を強化している。ベンチャーに対する無担保融資を決めるなど、「民間金融機関ではできない案件」の積み上げに注力する。

「体制づくりの1年だった」と語る関根正裕社長。職員の意識改革に努めた
   

 不正な不動産融資が明らかになったスルガ銀行や西武信用金庫など、金融機関の不祥事が後を絶たない。そんな中、組織ぐるみの不正から再出発し、「担保に頼らない融資」に力を入れて立て直しを図っているのが商工組合中央金庫(商工中金)だ。