東京五輪関連の需要に沸いた建設業界が、将来の生き残りに向け備え始めている。そんな中、清水建設は不動産開発に重点投資をする方針を打ち出した。不動産はかつてのバブル崩壊で業界が痛手を被った一因でもある。二の舞いは避けられるのか。

東京五輪・パラリンピックまであと1年余り。関連需要に沸いた業界の筆頭が建設業界だろう。2019年3月期のゼネコン大手の業績は絶好調だった。1工事当たりの粗利益率を表す完成工事高総利益率は大手4社ともに10%超の高い水準となった。
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