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すかいらーくホールディングス(HD)がガストやジョナサンで仕切りのある1人用「ボックス席」を増やし始めた。文字通り、家族連れがメインターゲットだったファミリーレストランで、おひとり様の需要を取り込む。単身者の増加とSNSの浸透により、1人で食事をする「個食」は今後増える。外食産業も対応を迫られそうだ。

ビジネスマンの利用が多いガスト赤坂見附店。仕切りを設けた1人用の座席を17席、設置している

 すかいらーくHDが1人用ボックス席を設けたのはガストとジョナサン、和風カフェのchawanの3業態で、東京都と大阪府、神奈川、埼玉、長野3県の計22店舗。昨夏に都内の赤坂と新橋の店に設置したのを手始めに対象店を増やしており、当面50店舗に広げる。

 1人用ボックス席の設置でビジネスマンやOLの1人での来店を促す。都心店舗はかねて1人客が多く、ランチタイムにテーブル席に案内すると回転効率も悪くなっていた。すかいらーくは「在宅勤務や営業の合間の作業、モバイルワークの拠点として利用していただけると思う」と狙いを語る。