欧米FCAが仏ルノーに経営統合を提案したと発表した。成立すれば世界3位のグループが誕生する。ルノーと連合を組む日産自動車もコスト削減などが期待できる一方、統合新会社への影響力は薄れる。経営の独立性を維持したい日産だが、対ルノーを前提としてきた防御策が見直しを迫られる可能性もある。

FCAには創業家が深く関与している
●FCAと日産ルノー連合の関係

 オランダに本社を置くFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は27日、仏ルノーに経営統合を提案したと発表した。実現すれば世界販売で年間約870万台の世界3位グループが誕生する。連合を組むルノーからの経営統合の申し出を拒んできた日産自動車だが、新たな役者の登場で防御策が振り出しに戻る可能性がある。

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