トヨタ自動車が米ゼネラル・モーターズなどと自動運転のルール作りで連携することを決めた。ライバル同士が手を組む背景には、ある女性政治家の存在がある。イレーン・チャオ米運輸長官だ。日米通商問題の再燃が予想されるなか、トランプ政権との関係構築はトヨタにとってのメリットも大きい。

<span class="fontBold">自動運転のルール作りを先導するチャオ運輸長官</span>(写真=ユニフォトプレス)
自動運転のルール作りを先導するチャオ運輸長官(写真=ユニフォトプレス)

 米国の自動車業界でライバル同士のタッグが話題を集めている。4月初めに発表された、トヨタ自動車とゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーターによる自動運転のルール作りに関する連携だ。

 3社は自動車規格の業界団体と新組織「自動運転車安全コンソーシアム」を立ち上げ、データ共有や安全試験、歩行者などとどう道路を共有するかなどの基準作りを進める。トヨタにとって、重要市場の米国で基準作りに関われる意義は大きい。

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