不正融資問題に伴う6カ月間の一部業務停止命令が12日、解除になった。だが、信頼低下で「解体して事業を切り売りするしかない」とみられている。買収候補として複数企業の名前も挙がるが、課題である創業家との関わりは解消していない。

<span class="fontBold">一時は地銀の成功例とされたスルガ銀だが……</span>(写真=共同通信)
一時は地銀の成功例とされたスルガ銀だが……(写真=共同通信)

 シェアハウスを巡る不正融資が横行していたスルガ銀行(静岡県沼津市)に売却話が浮上している。

 金融庁から受けた6カ月間の一部業務停止命令が12日に解け、5月中旬以降に新規不動産向け融資を再開する意向。しかし、信頼を失い、新たな成長モデルを探すのは困難なため「もはや解体して事業を切り売りするしかない」(金融関係者)と噂されている。その交渉は難航しそうだ。創業家との関わりという問題が解消していないからだ。

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