LIXILグループのガバナンス問題で、潮田洋一郎氏に退任を迫る“包囲網”が狭まっている。昨秋、CEOを解任された瀬戸欣哉氏が取締役候補を株主提案。大株主による潮田氏解任への支持も広がる。焦点は指名委員会の動向だが、追い詰められた潮田氏が“最終手段”に打って出る可能性もささやかれる。

自身の取締役選任を提案する考えを示した瀬戸欣哉氏(中央)(写真=的野 弘路)

 昨年10月末にCEO(最高経営責任者)職を解任されたLIXILグループの瀬戸欣哉取締役が反撃に出た。4月5日、6月の定時株主総会で、自身を含む8人の取締役候補を株主提案すると発表。「瀬戸氏に辞意がある」と指名委員を誤解させ、瀬戸氏解任と自らのCEO就任を強行した潮田洋一郎氏を「排除」する姿勢を鮮明に打ち出した。

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