セブン-イレブン・ジャパンで8日、古屋一樹氏に代わり永松文彦副社長が社長に就任した。古屋氏が会長に退くのと同時に、人手不足で苦しい加盟店に歩み寄る経営へとかじを切る。セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長が、自らの体制を盤石にする人事と関係者は受け止めている。

<span class="fontBold">会見に出席した井阪隆一氏(右)と永松文彦氏(4日)</span>(写真=竹井 俊晴)
会見に出席した井阪隆一氏(右)と永松文彦氏(4日)(写真=竹井 俊晴)

 「24時間営業の問題というよりも現場からトップに情報を吸い上げて対応するのが難しくなっていたということ」。4日、セブン&アイ・ホールディングス(HD)の井阪隆一社長は傘下のセブン-イレブン・ジャパンの社長交代の理由について、こう語った。

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