ローソンと三菱商事は4月1日、コンビニ店舗で事業者向けの返品配送サービス「スマリ」を始めた。既存のコンビニ物流を活用して、返品による輸送費高騰に悩むネット通販業者に浸透させたい考えだ。ネットの衣料や小売りは返品サービスで競争力を高めてきた。スマリ活用で高コスト構造を解消できるだろうか。

<span class="fontBold">返却・返品サービス「スマリ」の回収ボックス。客のセルフ収納だ</span>
返却・返品サービス「スマリ」の回収ボックス。客のセルフ収納だ

 都内のローソン約100店舗で1日、ATMのような機器が稼働した。三菱商事と共同で始めた返却・返品サービス「スマリ」の回収ボックスだ。アパレルや小売りの事業者が返品を受け付ける際、この箱に顧客が預ける仕組み。ローソンに商品を届けた配送車両が帰りは空になることが多い実態に目をつけ、三菱商事が事業者向けサービスとして打ち出した。

 例えば衣料品レンタル「エアークローゼット」で借りた服を客が返却する際は事前にネットで手続きをしてQRコードを取得する。回収ボックスにスマートフォンでQRコードをかざし、印刷されるラベルを荷物に貼って、ボックスに入れれば返却が完了する。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り979文字 / 全文1410文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。