インドネシアとエチオピアで起きた、米ボーイングの最新鋭機「737MAX」の墜落事故。原因究明はこれからだが、安全性向上のために追加した新システムがあだになった可能性が取り沙汰されている。事故を起こさせない主体はヒトか技術か。クルマの自動運転にもつながる普遍的な問題を浮き彫りにしている。

<span class="fontBold">最新鋭機「737MAX」の相次ぐ事故で航空会社は対応に追われた</span>(写真=Joe Raedle/Getty Images)
最新鋭機「737MAX」の相次ぐ事故で航空会社は対応に追われた(写真=Joe Raedle/Getty Images)

 「飛行機は、飛ばす上で複雑になり過ぎた。もはやパイロットよりも米マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピューターサイエンティストが必要になっている。多くの製品に同様の状況が見受けられる」

 トランプ米大統領が3月12日にツイッターでこうつぶやいたのは、米ボーイングの最新鋭航空機「737MAX」が相次ぎ墜落した問題に対してだ。

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