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サントリー食品インターナショナルが缶コーヒーブランド「BOSS(ボス)」で紅茶飲料市場に参入する。味の素や明治なども、消費者になじみのある既存ブランドの“派生品”を積極的に展開し始めた。原材料費や物流費の高騰で業績が悪化し、ブランド育成費用が重荷になっていることが背景にある。

 「BOSS(ボス)の主軸がコーヒーにあるのは間違いないが、ブランドのコンセプトは『働く人の相棒』だ。紅茶を展開することで、ペットボトルコーヒーの枠を超えたい」。サントリー食品インターナショナルの柳井慎一郎常務執行役員は発売の狙いをこう強調した。

 同社は3月19日、ペットボトル入りの無糖紅茶を発売する。2017年に発売し、大ヒットしたペットボトルコーヒー「クラフトボス」の新カテゴリーという位置づけだ。紅茶飲料市場で独り勝ちを続けるキリンビバレッジの「午後の紅茶」に挑む戦略商品となる。