オリンパスは3月8日、内視鏡画像を解析して医師の診断を支援するAI(人工知能)製品を発売した。検査中にリアルタイムで腫瘍を判別できる。内視鏡分野で薬事承認を受けたAIは同製品が初めて。しかし、海外に目を向けると既に実用化された「医療用AI」もあり、開発競争は激しさを増している。

<span class="fontBold">エンドブレインに対応する内視鏡はまだ限られる</span>
エンドブレインに対応する内視鏡はまだ限られる

 オリンパスは3月8日、医療用AI(人工知能)の「EndoBRAIN(エンドブレイン)」を発売した。内視鏡画像を解析して、検査中にリアルタイムで大腸がんを判別できる。内視鏡分野で国内の薬事承認を得たAI製品は、エンドブレインが初めてだ。

 大腸にできる「イボ(ポリープ)」のうち約8割は「良性腫瘍」とされ、内視鏡で撮影したポリープの形状や表面の構造から、医師が切除の必要性を判断できる。しかし実際の診断には熟練した技術が必要で、正診率は7割程度にとどまっていたという。このため、良性腫瘍だと判断したポリープが実はがんだったというケースが生じている。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り983文字 / 全文1403文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

【無料ウェビナーのご案内】
ZOZO NEXT 金山CEO、
フューチャリスト尾原氏ら登壇!

次世代DX経営と若手人材創出を徹底議論

■テーマ
次世代DX経営が企業競争力を決める ~若手リーダーの創出が企業成長のカギ~

■開催概要
日時:2021年12月13日(月)~14日(火)、合計4セッション
講師:ZOZO NEXT 金山裕樹・代表取締役CEO、フューチャリスト 尾原和啓氏ほか

■パートナー
インテル

■受講料
無料、事前登録制(先着順)

>>詳細・申し込みは以下の記事をご覧ください。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00396/112600001/