食品や外食チェーンを中心に価格を引き上げる動きが一斉に広がっている。原材料費の上昇や人件費の高騰は深刻で、ライバルの動きに渡りに船と相次ぎ追随したようだ。ただ、理由はコスト要因だけではない。なぜ2019年春がターニングポイントなのか。3つの事情を探る。

下の表は主な食品メーカー、外食企業が最近発表した価格改定をまとめたものだ。表を見ても分かるように、幅広い分野で値上げが相次ぐ。このほかにも冷凍食品や、ちくわなどのすり身製品、大容量のペットボトル飲料の価格改定も既に発表されている。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1134文字 / 全文1500文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?