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米国で古くから人気があり、原則として無料の掲示板がメルカリの海外事業を苦しめている。利用者の多さが勝ちにつながる個人間取引で、シンプルとしか言いようのない機能が多くの人を引き付ける。メルカリは「国内CtoC」の事業者にとどまるのか。瀬戸際に立たされている。

 「メルカリは便利だけど、米国で使うならこっちかな」。米カリフォルニア州在住の30代の日本人主婦がそう言って見せたのは、「クレイグスリスト」というウェブサイトだ。中古品の取引や仕事の求人ができる掲示板のようなサイトで、機能はほぼ紹介するだけだ。決済機能や配送サービスもなく、20世紀から変わっていないように見えるシンプルなデザイン。知らない人が見れば1カ月に500億回もアクセスされ、米国でアクセス数の上位20位に入るようなサイトとは思わないだろう。