居酒屋大手の串カツ田中が、業界では異例の「全席禁煙」実施後も好決算となった。一方、愛煙家の“憩いの場”とまでいわれる喫茶店チェーンのドトールは苦戦している。業績への影響も懸念されるようになり、外食業界は狭まる禁煙包囲網への対応を迫られる。

串カツ田中は18年6月、ほぼ全店で全席禁煙に。(写真=尾関 裕士)
愛煙家が集まるドトールは受動喫煙対策を迫られている

 「全席禁煙後も業績は好調」。串カツ田中ホールディングスの貫啓二社長は1月16日の決算説明会で語った。2018年11月期は上場以来、営業損益ベースで3期連続の実質増収増益。既存店売上高も前の期比2.6%増えた。

 18年6月に加熱式たばこも含めほぼ全店で全席禁煙とした同社は喫煙ルームすら設けていない。飲食店などを原則屋内禁煙とし、20年4月に施行する改正健康増進法よりも厳しい対応だ。

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