1月11日に追起訴された日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告。同氏に近いとされる日産の外国人幹部が相次ぎ業務から外されている。「ゴーン・チルドレン粛清」の始まりか。だが、これをきっかけに日産が再生に向かうとは言えない。

日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が逮捕されてから1月19日で2カ月。同11日には会社法違反(特別背任)と金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で追起訴された。絶対的な権力者が不在となった日産では、外国人幹部の「粛清」が相次ぐ。
収益面で責任を負うCPO(チーフ・パフォーマンス・オフィサー)で中国事業を統括していたホセ・ムニョス氏が同15日までに辞任。高級車ブランド「インフィニティ」事業の責任者、ローランド・クルーガー氏の退任も決まっている。人事統括のアルン・バジャージュ専務執行役員は通常業務から外され、自宅待機となっているという。
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6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

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通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。
■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
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■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
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■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
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