『付加価値のつくりかた』
田尻 望著
1760円(税込) かんき出版

著者はキーエンス出身。仕事においては「付加価値」が生産性を上げ、収益を高めると指摘し、自らの経験で培ったノウハウを伝える。

 キーエンスと聞くと、社員の給与が異様なほどに高い、という印象がまずは浮かんでくる。その次に浮かぶのが、なぜ給与を高くできるのかという純粋な謎である。

 本書から引用すると、従業員の平均年収が2000万円を超えるという。役員の平均ではなく、従業員の平均である。そして、従業員1人当たりの営業利益額が1億円を超えるというのだ。驚異以外の何ものでもない。

 その謎の答えが、本書から一端でも見えてくる。端的に言ってしまえば、タイトルにもある通り、「付加価値」を創造するプロ集団だから、その数値を実現することができるのだ。

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日経ビジネス2023年2月6日号 80ページより目次

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