
ミーガン・ラピノー著
1760円(税込) 海と月社
著者は米国のワールドカップ2連覇に貢献した女子プロサッカー選手。性差や人種など、あらゆる差別に反対し、自分の生き方を貫く。
女性アスリートは、すぐに「こう見えて普段は〜」をくっつけられる。どういうことか。「グラウンドでは大きな声を上げながら走り回っている彼女も、プライベートでは2児の母」だとか、「プロ契約ではないので、日中は事務仕事をしている」だとか、周辺情報を加えられ、意外性を強調される。
メディアは露骨なルッキズムによって取り上げる女性選手の扱いに差をつけるし、賃金面でも男性と圧倒的な格差がある。スポーツ選手として、対等な評価を下されているとは言い難い。
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