『ONE LIFE ワンライフ』
ミーガン・ラピノー著
1760円(税込) 海と月社

著者は米国のワールドカップ2連覇に貢献した女子プロサッカー選手。性差や人種など、あらゆる差別に反対し、自分の生き方を貫く。

 女性アスリートは、すぐに「こう見えて普段は〜」をくっつけられる。どういうことか。「グラウンドでは大きな声を上げながら走り回っている彼女も、プライベートでは2児の母」だとか、「プロ契約ではないので、日中は事務仕事をしている」だとか、周辺情報を加えられ、意外性を強調される。

 メディアは露骨なルッキズムによって取り上げる女性選手の扱いに差をつけるし、賃金面でも男性と圧倒的な格差がある。スポーツ選手として、対等な評価を下されているとは言い難い。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1082文字 / 全文1413文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

日経ビジネス2022年8月1日号 116ページより目次

この記事はシリーズ「CULTURE」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。