『希望の教室』
ジェーン・グドール、ダグラス・エイブラムス著、岩田佳代子訳
1760円(税込) 海と月社

著名な動物行動学者グドール博士が、並外れた人生の中での経験から『希望』を語り、一人ひとりには役割があると説く。

 「この国には何でもある。だが、『希望』だけがない」。20年以上前に発表された村上龍の小説『希望の国のエクソダス』の一節だ。

 希望を見つけることは、いまだに難しい。広がる一方の格差や分断、気候変動による危機、新型コロナのパンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻……圧倒的な絶望が日本だけでなく世界全体を覆っている。

 そんな時代でも、なお、「未来に希望はある」と本書は説く。力強く、そして揺るぎなく。

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日経ビジネス2022年6月6日号 69ページより目次

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