『チャイナ・アセアンの衝撃』
邉見伸弘著

2400円(日経BP)
コロナ禍でも経済成長を遂げる中国、そして発展が続くASEAN諸国。アジアの世紀をけん引する経済圏の真実に迫る。

中国とASEAN(東南アジア諸国連合)の結びつきに注目したのはなぜですか?

邉見 伸弘[へんみ・のぶひろ]氏
デロイト トーマツ コンサルティング執行役員パートナー・チーフストラテジスト。国際協力銀行(JBIC)、A.T. Kearneyを経て現職。ハーバード大学国際問題研究所、世界経済フォーラムフェロー等を歴任。国際情勢分析とビジネス領域で活動。(写真=北山 宏一)

 世界にコロナ禍が広がり、主要国の経済が軒並み落ち込む中で、中国は唯一プラス成長を遂げました。ASEANの成長率も世界平均と比べると健闘しています。実は2~3年前から東南アジアの企業から、中国に商品を売って成長しているという話を聞く機会が増えました。

 一方、ASEANで売られている白物家電といった製品も、中国製品が躍進しています。加えて、アリババやJDドットコム(京東集団)など、中国系のデジタル企業がASEAN市場で事業を展開しています。

 実際に両者の貿易は大きな伸びを示し、すでに貿易相手国・地域として互いに1位になっているのです。

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