『俠の歴史 東洋編 下』
上田 信著
1700円(清水書院)

『水滸伝』の豪傑たち、革命家にして詩人の秋瑾、秀吉の侵略と戦った李舜臣ら、義を重んじ、己を貫く「俠者」たちの姿を伝える。

 『俠の歴史』、全6巻が完結した。これに先立つ『悪の歴史』(同じく6巻)は歴史上の権力者が主人公だったが、『俠の歴史』は市井に生きた遊俠の士が主人公である。それだけに現代に生きるビジネスパーソンも、わが身に寄せて理解しやすいのではないか。

 最終巻は、名伯楽の上田信が編者となって『東洋編 下』をまとめているが、王陽明のような有名人から、石達開のようなわが国ではあまり知られていない人物までを25章に分けて論じている。1章はそれほどの分量はないので、多忙なビジネスパーソンにとっても比較的読みやすいだろう。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1246文字 / 全文1595文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「CULTURE」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。