『わたしはオオカミ』
アビー・ワンバック著、寺尾まち子訳
1400円(海と月社)

「あなたは赤ずきんじゃない、オオカミよ」。女子サッカー界のレジェンドが自らの生き方を選ぶ大切さを説く。

 「男性は失敗しても許されて、永遠にプレーを続けられるのに、女性はどうして失敗のせいでゲームからはずされなければならないのだろう?」

 元・女子サッカー米国代表のアビー・ワンバック『わたしはオオカミ 仲間と手をつなぎ、やりたいことをやり、なりたい自分になる』は、名門女子大バーナードの卒業式祝辞から生まれた一冊。「ジェンダー、人種、性的指向、貧富、環境などについて古めかしい考え方」を持つ人たちに屈してはならないと、メッセージを投じた。

 オオカミとは何か。それは、「世間からこうあるべきだと教えられる以前の“生まれながらの”自分」のこと。女の子はこうであれ、スポーツ選手はこうであれ、強いられる常識を剥がせば、その姿を取り戻すことができる。

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