高度に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない。英国のSF作家アーサー・C・クラークの言葉である。身の回り、本当に魔法だらけだ。

ショーン・ジェリッシュ著、依田光江訳
3600円(みすず書房)
グーグルで機械学習に携わった著者が、AI(人工知能)の仕組みや開発の歴史を分かりやすく解説する。
魔法中の魔法といえば人工知能だろう。色々なタイプの人工知能の基本的な原理と、それらがどのように開発されてきたかについての本が、『スマートマシンはこうして思考する』である。
トップは、米国の国防高等研究計画局が主催した自動運転のコンテストだ。100万ドルの賞金がかかった2004年の第1回レースは砂漠で障害物が少ないコースであったにもかかわらず、約230kmを走りきれた車はなかった。
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