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 気候変動やエネルギー問題、食料安全保障など、地球規模の課題が山積するなか、SDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みが、企業にも当然のごとく求められる時代になった。

『ディープテック』
丸幸弘、尾原和啓著
1800円(日経BP)

社会課題解決に役立つ最先端の技術、ディープテック。日本はこの分野の技術の宝庫であり、可能性を持つと説く。

 SDGsへの貢献を社会的な義務や責任といった「負担」として捉えるのではなく、きちんと儲かる持続的なビジネスにする。そのための知恵とアイデアが重要となっているのだ。

 こうしたソーシャルビジネスのなかでも、社会に広がる根深い問題(ディープイシュー)を最先端のテクノロジーを使って解決しようとする取り組みを「ディープテック」と呼ぶという。

 この潮流を解説した『ディープテック』には、世界各地で活躍する「ディープテックベンチャー」の事例が多数紹介されている。