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ビジネスの一番の要諦は、自分の頭で考えることにある。仕事ができる人は、どのようなつまらない仕事であれ実によく考えて取り組んでいる。一方、仕事ができない人は、漫然と前例通りに仕事を行っているケースがほとんどである。

 ところで、自分の頭で考えるということは、とても難しいことなのだ。総論では分かっていても、実際、どのように取り組めばいいのかと悩んでいるビジネスパーソンは多い。そんなときは、現実の優れたケーススタディーを学ぶに限る。本書は、その意味で最高のビジネス書の一つといっていいだろう。これほど実践的な考えるヒントが詰まった本は滅多にない。さて、本書をひもとくと、まず目次が一風変わっていることに気付く。著者は、なぜこのような目次にしたのだろうか。それを考えるだけでも勉強になる。