日経ビジネスが発行した新刊から、内容を厳選してお届けします。(写真:PIXTA)
シリーズ
日経ビジネス新刊から

17回
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「自分はカリスマではない」 創業者・滝崎氏が貫いた信念
キーエンスを創業した滝崎武光氏は、「自分はカリスマではない」と何度も口にしていた。自分がいなくても回ることを意識し続け、トップが代わっても風土を維持できる組織をつくり上げた。キーエンスを貫く「当たり前」を徹底する社風は、…
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「日本一高給の会社に」 キーエンス創業者が語った夢
驚異の高収益を誇り、時価総額では国内トップ5の常連であるキーエンス。設立から約10年がたった頃に中途入社した後の幹部社員は、創業者が夢を語る姿を目の当たりにした。「誇らしげに名刺を出せる会社に」「日本一給料が高い会社に」…
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キーエンス営業の源流 「一流の医者を目指す」
「営業利益率55.4%」に「平均年間給与2183万円」──。驚異の高収益を誇り、時価総額では国内トップ5の常連であるキーエンス。同社を支える仕組みに迫った書籍から、今につながる歴史をひもといたパートを紹介していく。
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天才の性格に問題が多いのはなぜ?
米テスラのイーロン・マスク、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス、米マイクロソフトのビル・ゲイツ。世界一の富豪になったイノベーターたちが読んだ本のエッセンスを紹介する書籍からの連載最終回。傑出した天才たちに「性格に問…
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マスクとジョブズが読んだ「危険な思想書」
米テスラのイーロン・マスク、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス、米マイクロソフトのビル・ゲイツ。世界一の富豪になったイノベーターたちが読んだ本のエッセンスを紹介する書籍からの連載第2回。マスクやスティーブ・ジョブズ…
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マスク、ベゾス、ゲイツの人生を変えた読書
米テスラのイーロン・マスク、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス、米マイクロソフトのビル・ゲイツ。世界一の富豪になったイノベーターたちに共通するのは、猛烈な読書家であること。3人が薦める100冊を紹介する書籍からの第…
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「超優秀な部下」はどうすれば育つか?
上司が部下に「金メダル」級の活躍をしてもらうには、どうしたらいいか。困難な逆境を乗り越え、自らを鍛え、成長する。輝かしい成績を収めたトップアスリートの言葉や行動も参照しながら、部下の育成についての世界の研究の成果を見てい…
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経営学の最新研究から探る 組織が間違いを修正できないわけ
「方針を変えるべき」という明確なシグナルが出ているのに、組織が正せないケースがある。望ましくない方向に事態が進めば、取り返しがつかない結果も起こりかねない。経営学の最新研究から、失敗を招く「3段階の心理的なバイアスのわな…
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JR四国の観光列車 沿線住民との絆が生まれ「ものがたり」になる
2014年に運行を始め、22年には車両更新を果たしたJR四国の観光列車第1弾「伊予灘ものがたり」。車両デザインを託された“社員デザイナー”が選んだのは喫茶店やレストランにあるような椅子だった。そこから生まれた開放感のある…
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JR四国の観光列車 異例の車両更新の理由
人口減少がいち早く進むエリアを走るローカル線が、厳しい経営環境に置かれている。大量輸送という鉄道の利点を生かせなくなった路線すべてをそのまま救う方法は見つからない。それでも、個別具体的に見れば鉄道で生き残る可能性は残され…
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「それは客のためか」 暗黙知の科学的な分析に挑んだ塚田農場
「チェーンらしくない店舗」で成長した「塚田農場」は、店舗拡大期に質が追いつかずに行き詰まった。コロナ禍を機にスマホで注文・決済できるモバイルオーダーを導入し、省人化と接客向上の両立を追う。「旬」を過ぎた塚田農場は復活でき…
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「旬」を過ぎた塚田農場 教えない教育の反動
地方の農家と都心の店舗をつなぐ「産地直送」で急成長を遂げた居酒屋チェーン「塚田農場」。ブームが去って業績が低迷したところを新型コロナウイルス禍が直撃した。「旬」を過ぎた塚田農場は、復活を懸けてデジタルツールを使った新たな…
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優秀な人ほどハマる 「介護離職」の落とし穴
親の介護は、子どもが直接手を出さず、公的支援を活用する「親不孝介護」が望ましい。しかし、仕事ができるビジネスパーソンほど、自らの成功体験を介護でも生かそうと自力介護に走りがち。優秀な社員を介護離職で失わないために、相談し…
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親の介護を苦しくする「親孝行の呪い」
「愛する親が衰えたら、自分が率先して介護をしてあげたい」親子関係が良好なほどそう考えるところだが、ちょっと待ってほしい。プロの介護職が最初に教わることは「自分の親を介護してはいけない」なのだ。
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ビジネスパーソン向け 親の介護の乗り切り方
親の介護と仕事との両立。ビジネスパーソンにも、そして戦力を失いたくない経営層にとっても難題だ。この難題を解決するには要介護状態の「早期発見」と公的支援の「早期導入」が必要になる。ところが子どもは親の衰えに気付いても「まだ…
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都市封鎖は4時間後 武漢からの帰国作戦
2020年1月、街の異変に気付いた全日本空輸(ANA)の中国・武漢支店の空港所長。約1週間後には都市封鎖が突然決定し、ジェットコースターのような日々が始まる。武漢に乗り入れる唯一の国内航空会社だったANAには重大な任務が…
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忍び寄るパンデミック 武漢支店のSOS
世界が新型コロナウイルスによるパンデミックに襲われてからまもなく3年がたつ。中国・武漢に就航していた全日本空輸(ANA)は、真っ先にコロナ禍に巻き込まれた一社だった。ANAグループのコロナ禍での苦闘を描いた新刊から、始ま…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回