京セラ創業者の稲盛和夫氏が自身の言葉で「経営12カ条」を解説する本連載。第9条では「勇気をもって事に当たる」ことの大切さを説く。おかした過ちを認め、言い逃れをせずに改める勇気がリーダーには不可欠だ。

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

 「経営12カ条」では、第7条「経営は強い意志で決まる」、第8条「燃える闘魂」、第9条「勇気をもって事に当たる」と一見すると似たような内容が続きます。第9条で「勇気をもって事に当たる」とわざわざ言うのは、次のような理由があるからです。

 経営者やリーダーにとって自分がおかした過ちを潔く認めて改めることは、勇気のなかでも一番大切なことです。失敗した場合、たいていの人は、言い逃れをしたり言い訳をしたりしますが、部下から見ればそれは見苦しいものです。自分が失敗したことを素直に認めて、過ちを改めることは、非常に勇気の要ることですが、これが一番大切な勇気なのです。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1350文字 / 全文1738文字

【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「稲盛和夫の経営12カ条」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。