しかし、ある価格を決めたときに、どれだけの量が売れるのか、またどれだけの利益が出るのかということを予測するのは非常に難しいことです。価格が高すぎて製品が売れなかったり、逆に売れたとしても価格が安すぎて利益が出なくなったり、値決めをひとつ間違えただけで大きな損失を被ることになってきます。

 製品の価値を正確に判断したうえで、製品1個当りの利幅と販売数量との積が極大値になる、ある一点を求め、それで値決めをしなくてはならないのです。その一点とは、お客様が喜んで買ってくださる「最高の値段」でなければならないと考えています。

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日経ビジネス2022年10月31日号 66~68ページより目次

この記事はシリーズ「稲盛和夫の経営12カ条」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。