この記事は日経ビジネス電子版に『安倍晋三元首相「経済を成長させていく情熱を見せるべきだ」』(1月19日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』2月7日号に掲載するものです。

岸田文雄政権が発足し、100日余りが経過しました。昨年10月の衆院選は多くのメディアの苦戦との予測を覆し、261議席を獲得して自民党が大勝しました。
衆院選の直前というタイミングで自民党総裁選が行われ、私が支援した高市早苗さんが一定の支持を得て党の政調会長に就いたことで、保守浮動層をつなぎ留めることができたのが大きかった。
その上で、立憲民主党と共産党が小選挙区の候補者の一本化を進めたことに対し保守浮動層が危機感を強め、自民党の議席獲得に結びついたのだと思います。
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