データを閉ざす日本
「CTTTATTCCACCTGG……」
ただの4文字の羅列にしか見えないこれらの30億の塩基対が成す配列について、まず標準的な配列(リファレンス・ゲノム)と比較し、置換されていたり、逆に並んでいたり、欠けていたりする特徴(バリアント)がないかを探る。次いで、その遺伝的な特徴と症例を比較し、ある特徴が新型コロナウイルスに対して強い感受性を生み出していないかどうかを調べていく。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り2622文字 / 全文4335文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「ファクターXを探して」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?